昨日の仕事の話ですが、少しショックでした。こんなお客様がいらっしゃり、私が入る事になった時のお話です。
名前は完全な日本人なのですが、見た目はハーフっぽい感じの女性。確かにちゃんとした日本語を話してはいるのですが、何処か音、または発音の仕方が外国圏。手に持っていた荷物は、幼児用の英語が記載されている絵本。
彼女は腰痛があると訴えているのだが、いまいちどんな痛みがあるのか上手く説明できない。こちらから
「どんな痛みかたですか?ズキズキする感じですか?それとも重怠い感じですか?」
要領を得ない。本人は重怠いと訴えているが、どうも違う気がしてならない。しかし、治療院ではないのであまりしつこく尋ねる事もできない。取り敢えず俯せに寝てもらった。その直後に彼女は一言。
「この姿勢なんか痛くて辛い。」
やっぱりでした。ただの腰痛では無かったみたいです。徒手検査ができないので何処に問題があるのかまでは分かりませんが、間違いなく問題を抱えている様です。
困った。どうやって彼女に説明をしようか…。日本語で難しい事を言っても伝わらないだろうし。取り敢えず例を挙げながら彼女に説明する。何となく理解してくれたみたいで、その直後に英単語が飛び出した。これだ!!
私 :「もしかしてハーフかクウォーターですか?」
彼女 :「はい父が日本人で、母がアメリカ人です」
私 :「私は何年かSeattleに居たんですよ」
彼女 :「Really!?」
この先の会話は全て英語になった。しかしこれが不味かった。英会話にはかなりの自信を持っていた私だったのだが、さすがに日本に戻って6年。仕事でも使用していたのだが、まともに英語を喋ったのは5年ぶり。
英語を忘れてしまいました…。
別に彼女の言っている事の大半は解るのだが、どうも一呼吸おいて考えている。そしてその中で英語を英語で返すはずが、英語を一回頭の中で日本語に(一部だが)置き換えて、それから英語で話している自分がいる。更には、喋ろうと思っても英単語が自由に出てこない。いやいや、こんなはずでは無かったのだが…。人間って使用していないと忘れていく生き物なのですね…。それでも他で聞いているいる人には流暢に喋っている様に映ったみたいです。でも自分の中では…ショック!!また少しずつ喋る訓練をしないと駄目みたいです。はぁ…。
by Sparky_ellensburg
| 2005-04-06 22:26
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by Sparky_ellensburg
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