本日の午後、東京地裁は、ライブドアが求めていたニッポン放送のフジテレビジョンに対する新株予約券の発行差し止めを求めた仮処分申請を認めた。理由はやはり“フジサンケイグループ経営陣の支配権維持が目的で不公正発効に当たる”としたものであった。今回の司法判断により、ライブドアはニッポン放送株の買い増しを進め経営権獲得を狙うとの事。
当たり前である!!あんな発効が認められるぐらいなら、法律も裁判も全く持ってこの日本では機能していない事になってしまう。ただ、今回感じた事は、2週間も経ってからの判決は遅いのでないでしょうか。これは、フジのTOBの結果待ちをしていたのか!?などの邪推をしてしまうのは私だけなのだろうか?
今回の事件は、フジサンケイグループがどんな汚い手段をとってもニッポン放送は渡さないとする態度は凄いです。先日のニュースでは、既にライブドアが手にしている株式の3分の2近くの株は、違法取引によって手に入れた疑いがあるから、名義の書き換えはしない、などとふざけた論理を通そうとするし。今の現状を維持させようとする行為や態度こそが、フジサンケイグループの価値を下げている事には気付いてほしい。
何れにせよ、今回の司法の判断(まだ地裁だが)は、今後の行方を占うのに非常に重要な意義を持たせるだろう。そしてまたこの判断はかなりの確立でライブドア有利に近づいたのではないだろうか。何故ならニッポン放送の主張“グループ残存が企業価値を高める”とした訴えを根幹から否定したわけなのだから。これからフジ・ニッポン放送側の法廷闘争は苦境にたった状態で進めなければならないのだが、次にどんな(下らない)一手を放つかもまた楽しみでもある。
by Sparky_ellensburg
| 2005-03-11 22:35
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日記
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