徒然なるままに

カテゴリ:医療( 12 )

4月8日

株式会社ソーケンメディカル創立25周年記念講演会が
平成19年4月8日(日)13:00-16:30、
ニッショーホール(日本消防会館)
にて行われます。

現役の東洋医学系の学生さんはもちろんのこと、
現場で活躍されている先生達の参加もお待ちしております。

もちろん健康に興味がある一般人の方でも
十分に楽しめる講演会と思われます。
こぞっての参加をお待ちしております♪

詳しくは下記アドレスにてご覧になって下さい。
申込方法は3月8日(木)までに下記アドレス内にある
フォームよりお申込みください。

大勢の参加者をお待ちしております。

>>>http://www.sokenmedical.com/25shunen.html

磁気治療に関心のある方でしたらどならでも参加できます。
講演を行って下さる先生は、

日下史章先生
昭和16年神奈川県生まれ。
東京医科大学を卒業後、東京警察病院外科に入局。
5年間勤務の後、日下医院を開設。
平成2年に磁気医学物理療法研究所を併設。
8年には「帯状疱疹後神経痛(PHN)に対する
パルス磁場療法及び全身性交流磁気治療の試み」で
医学博士号を取得

福田稔先生
昭和14年福島県生まれ。
新潟大学医学部を卒業後、同大学医学部第一外科に入局。
現在は福田医院(新潟市)の医師で、
日本自律神経免疫治療研究会の理事長を務める。
「免疫を高めて病気を治す自律神経免疫療法」
(マキノ出版)など著書多数

です。

[PR]
by Sparky_ellensburg | 2007-03-05 22:27 | 医療

初体験

4日に両親が旅行先から帰宅した。
そしてその旅行中にあった事を母親から聞きました。

両親が先月の26日から従姉夫婦とのお出かけでした。
毎度ながらですが、相当に楽しいお酒を飲んでいるみたいだ。
今回もまたその分だけお酒も進んだみたいなのだが、
実は父親は軽い喘息を持っている。

母にもちょっと飲み過ぎだから控える様に促されたのだが、
やっぱり此処は旅先、お酒も料理も美味しかったのでしょう。
すっかり出来上がってしまった。

ところがそんな中で喘息の発作が起きてしまった。
息苦しくなり急いで薬を取りに行ったが間に合わず…、
顔を真っ赤にしながら転倒してしまう。
慌てて駆け寄ると父親が呼吸をしていない…。

皆して焦ったそうです。
呼吸管理をしようとするが、プロでもないし、
大昔に習った教習所の知識レベルでの救命救急法。
そんな物を覚えている筈もない。

叔父に救急車に連絡をする様に伝えるが、
酔っぱらいで焦っている人が電話など出来る筈もない。


皆が慌てふためいている中、母はテレビの時代劇を思い出す。
気絶している人間に後ろから「フンッ!!」ってする方法。

父を起こして背中を思いっきり叩く。
まだ気付かない…。何度も何度も叩く。
その時、


「ブハッ!!」


と息を吐き出す。
目をぱちくりさせながら、一体何が起きたのか辺りを見渡す。
どうやら父本人は周りの心配を余所に気を失っていたらしい。

その後、父は実の姉から懇々と説教を喰らったらしい。
珍しく相当に反省をした模様。

翌日、肩が痛いというから病院に行くように進めるが、
相変わらず面倒くさがり屋の父である。
ただの打ち身で痛いだけだから問題ないとほざいたそうだ。

ところが数日たって旅行から帰宅するも一向に痛みが引かない。
そして母から私にちょっと痛めた部分を見てやってくれとの事。
その時点では私も状況を解らなかったので、
父親にどういった状況、形で転んだのか尋ねるのだが、

父はどうも状況を答えようとしない…。

そりゃそうでしょう、上記の理由で怪我をしたのだから。
息子には恥ずかしくて怪我の理由は言えなかったみたいだ。

この時点で私も、「あ、酒で何かやらかしたな…。」って察知。
実は数年前にも酔っぱらった父が転倒して庭石に激突した事があった。
この時は肋骨に数カ所のヒビがあったそうだ。
年なので、それなりに骨折線らしきものが写っていたそうだ。
医者には

「何でもっと早く来院しなかったんだ!!」

って相当に怒られたらしい。この時は2週間も黙り通したのだ。
だが今回は違った。
バツが悪いのか、「お母さんに聞いてくれ。」って。
誰から聞いても一緒なので、状況を母に尋ねる。

話を聞いた限りでは、まあ腱板損傷か打ち身程度に考えていた。
ところが上着を脱がして、患部をよく観察すると、
妙に肩の上部が腫れ上がっているではないか。
受傷してから既に4日も経過しているのに…。
肩の自動運動をさせると、外転・屈曲60度ほどで痛みを訴える。
血腫等は殆どないが、腫れが酷い。
しかし弾発固定といった固有症状は見られない。
それでも状況を考えるとありえるのはこれしかないだろう。

遂に柔道整復師として、本来の業務を行うことができました。
そうなんです、これこそが本来の業務です。


脱臼の整復をやりました!!


って言っても肩鎖関節脱臼なんですけどね(笑)。
しかし不思議なもので、整復した場所が職場じゃない(空笑)。
肩鎖関節でも整復されると小さいけどクリック音がするのですね。

整復後はパッドを患部に当て、テーピングで押さえつける。
そして肩関節を肩麦穂による綿包帯で固定。
三角巾が無かったので、手ぬぐいを二本使用して吊る。

翌日に整形外科に連れて行きレントゲン撮影。
医者が言うには、

「肩鎖関節脱臼(2度)ですね。現在、激しい痛みはありますか?ない?じゃあ、薬はいらないですね。あ、湿布薬はあります?ある?あ、この固定はどなたがなさったのですか?あ、あなた?息子さん?息子さんはこういった業界の人?あ、柔道整復師なんだ!ふ~ん。じゃあ、そのまま息子さんに固定をしてもらって下さい。しっかりと固定されていたので、任せても問題ないでしょう。痛みが強く出るようなら、また入らして下さいね。その時は薬をお渡しいたしますので。はい、今日はもういいですよ。」

ってな感じで終了…。いやいや、ちゃんと固定をして連れていって良かったです(汗)。まあ、難しいものではないですから、向こうも私ぐらいで十分って思ったのかもしれませんね(笑)。

まあ、何にせよ父が酷いことになっていなくて良かったです。そして自分も簡単な脱臼とはいえ、整復が出来たのは良かった。こうやって少しずつ骨が接げる、整復できる柔道整復師に成り上がっていきたいものですね。
c0055960_20434980.jpg

[PR]
by Sparky_ellensburg | 2006-06-06 20:57 | 医療

骨折総論

ふぅ、国試まであと半年ぐらいです。それまでは勉強モードに切り替えて頑張らないと。まあ、色々とやることは山積みなのですが、仕事を辞めた分だけ時間が取れるのは楽なのかもしれません。来年までは引きこもりみたいな生活になるだろうなぁ。

そんな柔整関係者に問題です。まあ、基礎中の基礎!!って問題ですがお試し下さい。出来ない様なら、今ならまだ間に合います。お互いに頑張りましょう!!

第2回国試
問題141.正しい組み合わせはどれか
1.複数骨折・・1本の骨が2カ所で骨折したもの
2.重複骨折・・2本以上の骨が同時に骨折したもの
3.複合骨折・・近接部位に脱臼を伴って骨折したもの
4.複雑骨折・・皮下骨折であって骨折部が粉砕したもの

*1 P26
重複骨折・・一本の骨が3カ所以上で骨折したもの
複合骨折・・様々な方向に走る骨折線を一つにまとめて考える。T、V、Y字状骨折、
骨片骨折、粉砕骨折などが該当する
複雑骨折・・開放性骨折。創部と古拙部との交通のあるもの

第3回国試
問題141.誤っている組み合わせはどれか
1.亀裂骨折----肩甲骨
2.若木骨折----鎖骨
3.陥没骨折----頭蓋骨
4.骨膜下骨折---距骨

*4 P24
骨膜下骨折・・骨質は完全に離断しているが、骨膜は離断していないもの
代表例として幼小児の脛骨骨幹部骨折

第7回国試
問題177.開放性骨折が起こりやすいのはどれか
1.大腿骨頸部骨折
2.脛骨骨幹部骨折
3.腓骨骨幹部骨折
4.踵骨体部骨折

*2 P26
開放性骨折・・創部と骨折部との交通があるもの。軟部組織に損傷を受けてそれが骨折部と交通し、はなはだしいものは骨片が皮膚外に露出するもの。細菌感染の危険があるため専門医に託す。骨折部付近における骨折と無関係な軟部組織の損傷を伴う骨折は、単純骨折の範囲ではあるが、感染の危険もあるので取り扱いは複雑骨折に近いものと考えて身長に対処する。

Gustiloの開放骨折の分類

typeⅠ:
開放創が1cm以下で清浄な開放骨折。横骨折、斜骨折など単純な型の骨折が多い

typeⅡ:
開放創が1cm以上ではあるが、広範な軟部組織損傷や弁状創を伴わない開放骨折。横骨折、斜骨折、粉砕はあっても軽度な単純な型の骨折が多い

typeⅢ-A:
開放創の大きさに関係なく、強度な外力による広範な軟部組織の剥離や弁状創を伴うが、軟部組織で骨折部を被覆可能な開放骨折

typeⅢ-B:
骨膜の剥離を伴う広範な軟部組織損傷と、著しい汚染を伴う開放骨折

typeⅢ-C:
開放創の大きさに関わらず、修復を要する動脈損傷を伴う開放骨折


先ずは簡単な範囲からの出題です。こんなのを暫くは載せる様になっていくのかな…。まあ、間違いなく今週の日曜日は選挙に関する話題になりそうだが(笑)。さて、ぼちぼち寝ましょ。

[PR]
by Sparky_ellensburg | 2005-09-07 02:05 | 医療

肺癌

色々な癌ってありますが、肺癌は男子において死亡率No.1です。そして最大の原因はやっぱり喫煙となっています。もちろん原因は他にもあって、最近ですとアスベストによるものが、テレビや新聞などで大きく取り上げられています。近年においては肺癌自体が大変な増加傾向にあり、これは女子の喫煙者が増えたのも一つの原因とされており、更には生活環境において、排気ガスなどの問題も含まれています。

上記で喫煙が最大の原因と記載しましたが、ではどれぐらい吸ったらその危険度を増すのか?これを調べるために、Brinkmannの係数といった数式を使用します。数式っていってもただのかけ算なんですけど。これは、

一日における喫煙本数 × 年数 = 係数

となります。この数値が400以上の人は高危険群に位置すると言われています。

肺癌は組織によって4つに分類する事ができます。

① 扁平上皮癌: 肺癌の約45%を占めると言われ、9割が男性、女性では増加傾向にあるとされている。これは太い気管支から発生(肺門型)し、喫煙と密接な関係にあります。早期より血痰が出るので、意外と発見されやすく、予後においても比較的良いとされている。

② 腺癌: 末梢の気管支に発生しやすく、肺癌の約30%を占めている。男女の比率は同等。症状は比較的に現れず、非喫煙者にも発生する。

③ 小細胞癌(未分化): 発生母体は不明で、約15%を占める。男性に多く、喫煙との関係が非常に強いとされている。肺門型に成ることが多く、肺癌中最悪性と言われており、発症すれば一年以内に死亡するとされている。化学療法(抗ガン剤)は良い効果を上げているが、再発率が非常に高い。この中には、ホルモン産生するタイプのものある(ACTH=クッシング症候群)

④ 大細胞癌: 非常に稀。5%以下の発症率。

治療としては、非小細胞癌においては、手術をメインとして考える。小細胞癌においては、化学療法、又は放射線療法を選択するケースが多い。

頭が試験モードなもので、こんなんばっか記載ですみません…。

因みに皆様のBrinkmannの係数は大丈夫でしたか?
私はギリギリですがセーフでした。
[PR]
by Sparky_ellensburg | 2005-08-25 01:05 | 医療

虚血性心疾患

虚血性心疾患とは、冠状動脈の狭窄によって起こる心疾患で、殆どの原因が動脈硬化とされている。他には大動脈弁狭窄(AS)や高安病(大動脈弁症候群)などが挙げられる。

危険因子としては、

①高脂血症  ②糖尿病  ③高血圧  ④喫煙(ニコチン)

が、4大因子とされている。

これらの他には、

⑤ Type A 性格
闘争心が強い人、ストレスを強く抱えてる様な環境下にある人間に多く、教師、相場師、ギャンブラー、医者などに多い性格と言われている。

⑥ 運動不足、⑦ 肥満(高脂血症を含む)

などがある。

では、虚血性心疾患の分類となりますと、
A. 狭心症: 可逆性、血行不足だが心筋(細胞)は壊死していない。
 ① 労作性狭心症 (STの低下、T波の減高、平均化、陽性化)
    ・労作による心臓への不可により、前胸部痛
    ・休めば15分以内に痛みは消失
    ・30分以上痛みが持続すると心筋梗塞の疑い大

 ② 異型狭心症(STの上昇)
    ・安静時に狭心症発作を起こす(朝方に多い)
    ・これは冠動脈の攣縮による
    ・心筋梗塞に移行しやすい。

 ③ 無痛性狭心症
    ・発作時に痛みがない(糖尿病を持っている人は危険)
    ・心筋梗塞の危険性が高い

B. 心筋梗塞: 心筋に壊死を起こした状態、不可逆性。前胸部に強い痛み(絞扼痛)

症状はどちらとも胸部痛を訴える。その際に狭心症の場合は、ニトログリセリンを与える事により痛みは軽減する。これは冠動脈の拡張する作用があるため。但し、心筋梗塞に対しては痛みの軽減にはならないので、この際はモルヒネで鎮痛し、そのままCCU(虚血性心疾患専用施設)へ移送する。

確定診断を行うためには、冠動脈造影検査を行い、この際に狭窄の部位や程度を確認。

狭窄がそれほど強くない場合(狭窄率25%レベル)であれば、ニトログリセリン、Ca拮抗薬、生活指導、危険因子除去により改善される。もし狭窄が強い場合であれば、緊急手術としてPTCA(冠動脈形成術)~バルーンカテーテルで狭窄して冠動脈を開くことになる。

緊急手術の適応として、

① 心室壁の破裂  ② 心室の中隔穿孔 
③ 乳頭筋の断裂 ④ 心室内巨大血栓


であり、これらを放置すれば心原性ショックの危険を高めてしまう。
[PR]
by Sparky_ellensburg | 2005-08-24 23:23 | 医療

伝染病発生!!

先日のニュースで知ったのだが、インドのムンバイ市内で伝染病による死亡者が出ているそうだ。原因としては、インド西部において、7月末から続いている集中豪雨とそれに伴う洪水によって発生したとされている。12日までの死亡者は少なくとも46人、そして別の報道では66人に上るではと云われている。

>>>詳しい記事内容はこちらから

今回発生しているのが伝染病レプトスピラ症と呼ばれているもの。この名前を聞いてもピンときませんよね。他にも調べてみたら、別名でワイル病;黄疸出血熱、と記載されていました。怖いと感じたのが、届出伝染病(人畜共通伝染病)であると云うこと。実は過去に日本でも発生しています。神奈川県横浜市(保土ヶ谷区)においても平成12年に発見されています。

因みに今回のインド、ムンバイ市内では、レプトスピラ症以外にも、マラリア腸チフス、下痢などの症状も多数出ている。

これは日本にも云える事なのだが、上下水道に関する問題が現れている証拠でもあります。特に下水に関して言えば、日本は先進国の中で最も遅れており、下水道の普及率はようやく70%に達したばかり。こういった事も考えると、下水道の確保は急務の一つになるのではないでしょうか。

[PR]
by Sparky_ellensburg | 2005-08-15 15:00 | 医療

乳癌

近年、日本における生活様式が欧米化に伴い、今まで少なかった日本における乳癌の発生率は急激な増加傾向にあるそうだ。ちょっと古いデータ(1997)になるが、日本人女性の生涯乳癌羅患率は3.3%。つまり30人に1人の発生率となっている。

乳癌とは、乳腺組織の末梢乳管や腺房上皮から発生する癌腫で、好発年齢は40歳代、及びそれ以降で、乳癌の危険因子として挙げられるのは、

① 乳癌の既往・家族歴
② 未婚
③ 高齢初産
④ 早期初潮(小学校低学年)と晩期閉経(60歳以上)
⑤ 肥満
⑥ 放射線被曝
⑦ 高脂肪食
⑧ 良性乳腺疾患の既往
⑨ 喫煙


などである。性別では女性はもちろんなのだが、男性乳癌もあり発症率は約1%である。

症状としては、

① 無痛性の腫瘤(40歳以降は注意)
② 触診で表面不整(でこぼこ感)、硬い、境界不明瞭
③ 腫瘍直上の皮膚が陥凹(クーパー靱帯に浸潤)
④ 皮膚が橙色(オレンジ色)(皮下リンパ管に浸潤)
   又は豚皮様(ピンク色)に変色
⑤ 異常乳頭分泌物


が挙げられる。検査の方法としては、以前は視診と触診が行われる事が中心となっていた。その特徴があるので、例として右乳房を挙げて考えよう。医者は、乳房を5つのパートに分けてみるそうだ。乳輪を中心として此処を「E」とする。そして、Eの右上(体の中心より)を「A」とし、その下(Eの右下)を「B」とする。逆に向かって左上(腕側)を「C」、その下(左下)を「D」とする。これらの区域分けの中で癌の発生率が一番高いのが「C」となる。そして「E」の部位、乳輪又は乳頭部で発生したものをPaget病(発症率1%)と呼ぶ。発生率が一番低く、予後が最も良好だそうだ。

最近では、画像診断が中心でその検査法を挙げると、マンモグラフィ、超音波(エコー)、MRI(磁気共鳴イメージング)などが挙げられる。これらの検査が導入された結果、乳癌の早期発見につながり、さらには癌の拡がり診断にも有用となり、術式選択の幅が広がった。まった乳頭からの異常分泌があった場合は、分泌液細胞診や乳管造影・乳管内視鏡検査が行われる。

これは余談だが、マンモグラフィを使用しての検査では、乳房が小さいと使用が出来ないそうです。これはある機械を両乳房で挟んで使用するからとのこと。

治療についてだが、昔は乳房切除が多かったみたいだが、最近ではなるべく乳房を温存させる方向で動いているそうだ。これは検査法の発達によって、早期発見と浸潤度を図るのが容易になった為だそうだ。乳癌の治療には、

① 手術(乳房切除術と乳房温存術など)
② 放射線療法(温存術後に使用や転移がある場合など)
③ 科学療法(抗ガン剤)
④ 内分泌療法(女性ホルモンを抑制する薬剤)


などがある。
まあ、どちらにしても、この様な病気は早期発見が良いですね。そうすればかなりの割合で助かるのですからね。乳癌を知りたい、自分でのチェック法など、もっと詳しく説明されているHPなどもあるので、是非にご覧になってみては如何でしょうか。因みに私が発見したページはこちらです。
>>>メルクマニュアル 医学百科(家庭版)

このHPには、自分で出来る触診法や、乳癌の統計、生存率、手術についてなど。図が豊富に記載してあるので、非常に解りやすいと思います。是非にご参考にして頂ければと思います。
[PR]
by Sparky_ellensburg | 2005-06-26 03:04 | 医療

hemorrhoids

さて、タイトルにも使用されているhemorrhoids(英語)とは何でしょう?答えは、

痔核

です。痔核とは、直腸・肛門部(肛門管部粘膜下及び皮下)の上・中・下痔静脈叢に生じた静脈瘤様病変である。基本としては、歯状線を境に直腸側(上痔静脈叢)に生じたものを内痔核、そして歯状線より肛門側(下痔静脈叢)に生じたものを外痔核と呼ぶ。そして、その中間に出来るタイプを中間痔核という。

因みに日本人ではどのくらいの割合で「痔持ち」かというと、

2人に1人は痔

とされている。そして、出産をした女性には必発で、ほぼ100%で痔持ちになるそうです。

内痔核:
痛みはなく(内臓神経支配のため)、排便時に出血をする事によって気付く事が多い。上直腸動脈終末枝の分布に好発。出血、脱出、嵌頓するタイプで、Ⅰ期~Ⅳ期にステージが別れる。Ⅰ期は出血のみ、Ⅱ期は排便時に脱出するが自然に還納するもの、Ⅲ期は用手的に還納するもの、Ⅳ期は常時脱出しているもの。しかし、この分類は手術の適応とは直接は関係はありませんが、指標として云うならば、Ⅰ、Ⅱ期は保存的に治療で軽快する事が多いのだが、Ⅲ期以上は原則的に外科治療の適応となる。

内痔核の保存的治療としては、

1)便通の調節、 
2)過度の腹圧を控える、 
3)種々の治療目的に応じた坐薬の使用


などが挙げられる。特に重要になってくるのが、禁酒、禁煙、食事・排便習慣の指導、となる。そして排便週間については気を付けて頂きたい。要トイレ時間は10分以内で、過度の怒責をしない事が望ましい。病態としては、いきみによる直腸粘膜の肛門側への重積の刺激による炎症が起きるためだそうだ。この他にも、妊娠・分娩、長時間立位でも痔核を起こす要因となる。

外痔核:
皮下で出血を起こし、血栓を形成する為に痛みが強く、核肛門部に暗紫色の腫瘤を認め、突発する肛門部痛、触診痛を訴えるもの。下直腸静脈叢の粘膜下破裂に起因する血腫や血栓が本態で、特に強く腫脹を伴う疼痛の強いものは血栓性外痔核とよび、緊急手術になることもある。

内。外痔核は共に早期に発見されれば、保存的治療で治る。しかし、外科的手術が適応となると、以下の様なものがあげられる。

1)輪ゴム結紮法、 2)凍結療法

などがあり、他にも種々の痔核切除法がある。特に血栓性外痔核に対しては、症状の強いものに対しては血栓除去術を行う。

痔、ってちゃんと考えると怖いですね。痛みが強い方は、早めの治療をお勧め致します。

[PR]
by Sparky_ellensburg | 2005-06-22 22:47 | 医療

糖尿病

糖尿病、これはインスリンの不足によって起こる過血糖状態を意味する。更に詳しく言えば、膵臓のランゲルハンス島のβ細胞(インスリン産生細胞)でつくられる蛋白性のホルモンであり、このβ細胞がインスリンの分泌不全、又は標的細胞での作用不全の結果生じる糖、蛋白、脂質の代謝異常を云う。

糖尿病は2種類に大別する事が出来る。

① インスリン依存型  :  Ⅰ型(若年型)
β細胞の破壊、通常は絶対的インスリン欠乏に至る。更にこの中で、自己免疫性と特発性に別れる。地域、季節、年代により頻度に差があるのだが、発病は25歳以下に多い。

② インスリン非依存型 : Ⅱ型(成人型) 更に肥満型と非肥満型インスリン分泌低下を主体とするものとするもの、とインスリン抵抗性が主体で、それにインスリンの相対的不足を伴うものもある。

③ その他の型(二次性)
   A. 遺伝因子として遺伝子異常が同定されたもの
    (1) 膵β細胞機能に関わる遺伝子異常
    (2) インスリン作用の伝達機能に関わる遺伝子異常

   B. 他の疾患、条件に伴うもの
    (1) 膵外分泌疾患
    (2) 内分泌疾患
    (3) 肝疾患
    (4) 薬剤や化学物質によるもの
    (5) 感染症
    (6) 免疫機序による稀な病態
    (7) その他の遺伝的症候群で糖尿病を伴う事の多いもの

④ 妊娠糖尿病

インスリン放出は糖質の摂取の場合だけでなく、蛋白質を摂取しても放出されるので、過食、美食によってランゲルハンス島に負担がかかり糖尿病を誘因する事にある。糖尿病になるとランゲルハンス島からのインスリン放出が不足し、血糖の上昇と尿中へのグルコース排出(糖尿)を生ずる。

自覚症状として、口渇、多飲、多尿、体重減少、全身倦怠感、インポテンスが挙げられる。糖尿病ケトアシドーシス(糖尿病性昏睡)になると、悪心、嘔吐、アセトン臭の呼気、大呼吸、意識障害が生じる。更に高浸透圧性昏睡を起こせば著明な脱水、意識障害を伴う。

三大合併症として、

糖尿病性網膜症: 高血糖が10年続くと糖尿病に特異的な網膜症を生じ、視力障害をきたし、失明をもたらすこともある。

糖尿病性腎症: 糸球体硬化症、細動脈硬化症、乳糖壊死を生じ、腎機能が障害され、透析を導入せざるえなくなることもある。

糖尿病性神経障害: ニューロパチー(四肢の疼痛、神経障害)、膀胱障害、インポテンスなどを生ずる。

他に動脈硬化性疾患や糖尿病性足病変などが挙げられる。

だから糖尿病にならない様に気を付けましょう。
[PR]
by Sparky_ellensburg | 2005-06-17 22:52 | 医療

捻挫

最近の整形外科では、ただの捻挫でも靱帯損傷と云うらしい。確かに後者だと最もらしいし、痛々しく聞こえるから不思議なものだ。決してそう伝えるのは間違いではないのだろうが、患者を思うのなら「捻挫」と伝える方が安心をするのではないだろうか。まあ、逆を云えば、捻挫だからって考えを持って行動すると、治癒するのには長引いてしまうので、これも困った事だが。

捻挫の定義だが、関節部に外力が加わり、非生理的な運動を強制されたときに生じる関節包、靱帯などの関節支持組織の軽度の損傷である。関節支持組織の断裂などの損傷が生じるが、関節面の相互関係は正常に保たれている。関節にストレスを加えると疼痛は増強するが、異常可動性は認めない。一般的に、足関節のように関節運動範囲の少ない関節ほど捻挫を起こしやすい。

次いで捻挫(靱帯損傷)の初期処置だが、これには当然ながら靱帯損傷の程度によっても違うし、各関節に応じた処置が必要となってくる。初期処置として大事なのは、

RICE

である。RICEとは、

Rest(安静)、Icing(冷却)、
Compression(圧迫)、Elevation(挙上)


で、最も重要な処置はRest(安静)となる。初期処置で痛みを和らげ、出血や腫脹を抑え、患部を安静に保つ事で、予後を決定するといっても過言ではない。

後に一定期間の固定をするのだが、この意義としては、損傷組織の治癒と損傷範囲拡大防止の為となる。出来るなら当該関節の使用制限、禁止(免荷)を行うと効果的である。

これが簡単な捻挫の定義と施療方法となってくる。理解出来ました?
[PR]
by Sparky_ellensburg | 2005-06-14 23:23 | 医療