徒然なるままに

和解交渉

今日の日経新聞に、フジサンケイグループとライブドアが和解案で交渉に入ったと伝えた。この内容として、

フジがニッポン放送株の買い取りやライブドアの出資などを含めて、合計で1,600億円~2,000億円の資金負担を軸にして調整していると伝えた。

双方の主張にはまだ大きな隔たりがあるため、まだまだ具体的に金額と和解条件に対して両者で内容を煮詰めているといった段階らしい。フジ側としては影響を排除したい考えがあり、ライブドアとしては利益確保を優先するとしているらしい。

ライブドアとしては元々の大義名分として「事業提携」つまりコンテンツの活用などを、そしてニッポン放送株への投資に対しての利益を上げる、加えて資金調達。この3点が揃えば、ニッポン放送株を保有し続ける事には固執しないとする姿勢を打ち出している。

対してフジテレビジョンは、ニッポン放送の子会社化、つまり現在ライブドアが保有するニッポン放送株の全て引き取る事。その為には追加投資には応じる姿勢も明確にした。但し、ライブドアが要求している価格が、フジが同放送にTOBをかけた買い付け金額を上回るので、TOBに応じた株主に対して公平差が出てしまう。その為、この不公平差を取り除く論理を構築するために、ライブドア・パートナーズ(ニッポン放送株の中核保有主体)を会社ごと買う方法も検討しているとの事。

この先はどんな駆け引きが待っているのでしょうね。SBIが入って来た事で一気に冷めてしまったのですが、やっぱり経過だけは追う事にしました。私の考えとしては、せっかくの国内黒船が誕生したのだから、とことんやり抜いて頂きたいものです。ですから最大の希望として、

和解交渉決裂!!


これしかないでしょう。交渉が決裂すれば、この攻防戦は長期化する恐れがある。しかしそうなってしまえば、ライブドアとしてはフジ本体の買収に乗り出すでしょう。その手始めとして、当然ニッポン放送の経営陣の一新をして、現経営陣が結んだSBIと大和SMBCと結んだフジ株の貸株契約を破棄してしまう。そしてフジの発効済み株式22%に当たる議決権をニッポン放送の手元に戻し、それからフジ本体の株買収に着手する、といった感じでしょう。

これに対してフジはニッポン放送の有力子会社を全て売却し、更なる焦土作戦を進める。これによってニッポン放送やライブドアの株価が下がれば、ライブドアの資金調達力は苦しくなる。同時に東宝を筆頭に大株主や主要取引先企業に対して、フジ株の持ち合いや買い増しの強化をお願いする。これによって安定株主を増やし、TOBに動じないものとしたい考え。

まあ、どっちの資金力が上回るかでこの先の展開は変わるのでしょう。ただ勝敗がどっちに転んでも痛手をおうのでしょうけどね。だからとことん両者は対決姿勢を打ち出して、更に突き進んで行って頂きたいものである。それに加えて、SBIは邪魔をしないように。

最後に一言、

本当に未来を変えたい人に栄光があってほしい
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by Sparky_ellensburg | 2005-04-14 20:40 | 時事関連
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