My Holiday with Ray Charles
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今日は久々の休日である。昨夜も以外と早く寝てしまい、かなりゆっくりと起床してしまった。やることがちょこちょことあったので、早めに終了させてこの様にパソコンの前で音楽を聴きながら、高島屋外商が自信を持ってお勧めをしたお取り寄せのレア・チーズケーキを頬張っている。ん~、濃厚な味わいがあります。さて、そんな美味しい物を食べているのなら、やっぱり良い音楽を聴きながらまったり気分を味わいたいものだ。
そんな私が選んだ音楽は、
Ray Charlesの“genius loves company”である.
大分前に発売になっていたのだが、過去ログを読まれている方はご存じの通り、超多忙と云うか、やらなければなならない事があり、購入が今になってしまった。
簡単にRay Charlesとはどういった人物かと云いますと、1930年9月23日にアメリカ南部ジョージア州アルバニーにて生を受ける。かなりの貧困生活が祟り、栄養失調の為に5歳にて緑内障を患い、7歳で完全失明となる。後に彼はこの頃の事を
「社会の底辺。我々より下は地面しかなかった。」
と語っている。盲学校にてピアノ、クラリネット、クラッシック音楽を学ぶ。10歳の時に父が他界、次いで15歳の時に母が他界する。しかし母親が生前、彼に「貴方は目が見えなくても頭は良いし、才能がある」という言葉をたよりに、15歳の時に学校を中退し、好きだったブギウギ・ピアノとゴスペル、R&Bを心にシアトルへ。
この後、直ぐに頭角を現し’49年にはトリオでデビューし、R&Bでヒットを放ち始める。当時はまだ黒人の音楽よりも白人音楽が席巻している時代。そんな時代に彼はグラミー賞のベスト・ソロ・ポップ・パフォーマンスと男性ベスト・ボーカル賞を受賞する事になる。その時の名曲が「GEORGIA ON MY MIND」(=邦題タイトル、「わが心のジョージア」)である。その後も数多くのヒット曲を飛ばし、12度のグラミー賞を獲得する。日本にも何度か来日をしているのだが、日本で一般に彼の名が知れ渡ったのは、某酒造メーカーのCM出演にて、ピアノを弾きながら「Ellie My Love」を歌った事によるであろう。
そんな彼も2004年6月10日に、肝不全の為にビバリーヒルズの自宅にて73歳の偉大な生涯を閉じる事になった。去年の秋に公開された映画、「Ray]でも彼の生涯を知ることが出来るので、興味のある方は是非見て頂きたいものだ。
さて、このアルバム、“genius loves company”だが、とにかく凄い!!の一言に尽きるだろう。彼が自ら選曲し、歌いたい相手を選んだデュエット・アルバムと聴いただけでドキドキとしてしまう。正に「天才は天才を知る」と云ったところではないだろうか。
参加しているメンバーは近々来日公演が予定されているNorah Jonesに始まり、James Taylor, Daina Krall, Bonnie Raitt, Willie Nelson, Michael McDonald, B.B. King, Gladys Knight, Johnny Mathis, Van Morrisonまで。s全ての人物が超一流ではないですか。(彼らのコメントが記載されていました。>>>genius loves company)
どの曲が一番好きですか?と尋ねられても絶対に答えられません。それだけこのアルバムはどの曲も素晴らしい!最高!!としか云えないです。セッションしているメンバーもそうなのだが、選曲も含めて、お互いの持ち味を限界まで引き出している。久しぶりに全てが最高!!って思えるアルバムでしたね。
皆様にも一度は聴いて頂きたい素晴らしいアルバムです。因みに買うのなら、私としては海外盤をお勧め致します。ライナーとかはないのですが、やっぱり最後に入っているボーナス・トラックはいらないと思います。曲自体は良い曲なのですが、やっぱり尊敬の意を含めてデュエットで締めるアルバムだと思ってしまいます。
by Sparky_ellensburg
| 2005-03-31 17:07
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日記
by Sparky_ellensburg
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