徒然なるままに

買収劇、第1幕終了

15日、ライブドアの発表によるとニッポン放送株が同日同時点で議決権ベースの49.8%に達した事を明らかにした。この事により、これまで騒がれていた敵対的買収が、事実上の成功を治めた事になる。六月下旬の株主総会を通じてライブドア側は過半数の役員を送り込む事はほぼ確実であり、これによりニッポン放送の経営権を掌握する事になるだろう。

さてこれに対してフジテレビ側の動きはどうなっているのだろう?こちらも頑張っていますね。今朝の東京株式市場で、フジテレビジョン株が急高騰しました。これは先日の取引終了後に大幅な増配政策を発表した事による買いが集まった事であろう。しかしこの大幅増配政策、配当5倍って凄いですよね。

この一ヶ月間続いた買収劇。これでまずは第1幕が終了した事になる。これからの第2幕はどんな物語が待っているのだろうか。

まずはライブドア。既に新聞等で発表されている通り、次期株主総会でホリエモンとその仲間達(幹部連)をニッポン放送の取締役として送り込む方針との事。つまり取締役の過半数をライブドア側の人間で固める作戦を施行していく予定。そして取締役が過半数になれば、次に来るのはニッポン放送による増資になっていくのだろう。更に付け加えれば、ライブドアの手元資金とニッポン放送の増資資金を使い、フジテレビジョンの株を買い増す戦略に出る事も考えられる。

逆にフジテレビジョンの動きはと云うと、上記した通りに増配を五倍として株主の支持を狙う作戦に出た。異常な程の高配当には、株価を上げてライブドアの買い増しを抑えさせる目的。そして株式市場に与えたフジサンケイグループのイメージを改善&修正させる狙いがあるのだろう。これにより、フジテレビジョンの城壁を固める方向に進む政策をとっている。

確かに今回の買収劇ではフジ側のイメージは最悪になりましたね。支配権維持目的の為の新株予約券の活用やニッポン放送からポニーキャニオンを切り離す動きなどの一般株主を無視するかの様な行動。過去にも増配によって買収から生き残った企業もあるのだが、今回のフジ側の行動を見ていると、

外堀を埋められた大阪城

的に映るのは私だけであろうか?現段階でニッポン放送を失ったのも同然の状態で、今回の配当が五倍になっているが、何処までこの配当が維持出来るんでしょうか?それについ先日にフジは転換社債型新株予約券付き社債で資金を調達したばかり。これで直ぐに増配するのは如何なものかな?と思ってしまう。

しかし、今から考えるとライブドアは本当に良く考えて今回の政策を進めてきたのだなぁ、と思ってしまう。買収劇のスタートを何時に設定して、どういう方向性で進んで行くのか、ちゃんとストーリーが出来ていたのでしょうね。フジ側のある程度の動きは全て予測済みだった、という事でしょうか。何となくテレビでのホリエモンの発言で、

予想範囲内です。

ってコメントが理解出来てくる。しかしこれで黙っているフジでもないでしょう。これからの動向が楽しみです。最終的な決着はフジ陥落、これも時間の問題なのかな、って気がしてきます。

さて、R.E.M.のコンサートに行って来ます!!後日にライブレポが出来ればと思っています♪

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by Sparky_ellensburg | 2005-03-16 16:39 | 時事関連
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